「別にいーけど」 今までに見たことの無い田浜に心臓はどんどん早くなる 「ふふっ」 「きもい」 「黙って」 「へいへい」 ちょっと言い合いながら寮まで歩く いつもより何倍も綺麗に見えた星空と いつもより何倍も短く感じた寮までの道が俺の脳裏にずっと残っていた。