「なぁ、勇樹
この試合勝ったら
田浜に伝える」



「え?」



「好きだ、って」



いつの間にか高校生になった俺達。

この試合に勝ったら甲子園出場だ。



「っしゃー!
気合い入れて行くぞ!」


「おうっ」