「でも・・・・うっ ・・・駄目だった」 嗚咽混じりに話す。 「全部が次の大会行けるかどうかじゃないだろ」 たけの言葉に顔をあげる。 「悔しいのはわかるけど 俺らの学校、高校にエスカレーター式で行けるんだから 来年もある」