深海のサンドリヨン





暗い、暗い海の底

太陽の光が注ぎ、キラキラ輝くレフィ-の宮殿とは違い、微かな明かりさえも届かない海の底

レフィ-は一心に泳ぎます


ゴツゴツした岩の先には、ギラギラと光る謎の光が沢山

レフィ-は気づかれないように今度はそっと泳いでいきます

しかし、横を見ていて気づかなかったのか、目の前の何かにぶつかってしまいました


『っ…!!』


ふらつきましたが、なんとか体制を立て直して前を見ますと、そこには左腕を怪我した青年がうずくまっていました


『…大変!』


慌ててレフィ-は自分の鱗に手を伸ばして、一枚剥ぎ取りました

痛みに顔をしかめながら、そこから流れる血を青年の傷口に当てます