ドンッという低く鈍い音がして、ボクは空へと跳んだ。 ドサリと墜ちた雪の上は冷たくて、流れ出る血が白い雪を赤く染めて行く。 「いやーっ!!リョウッ…、リョ…、嘘で‥しょ、ねぇ、リョウ?目を開けてぇー!!リョウー!」 キミがボクを呼ぶ声がする。 泣かないで…? ボクはキミに笑ってて欲しいんだ。 大好きなキミを泣かせたくなんかないよ。 「リョウ…?ねぇ‥、リョ…」 ボクはキミを守れたのかな? キミはケガとかしてない…? ボクね、キミに伝えたい言葉があったんだ。