庭の桜が満開に咲き誇る春、ボクはキミと出会ったね。 まだ幼かったボク達。 あの日キミに出会えた事が、ボクの運命を大きく変えたんだよ? キミは気付いてなかったかもしれないけれど…。 初めての土地で暮らすボクは不安でいっぱいだったんだ。 泣き出してしまいそうなボクに、キミは優しく笑いかけてくれたよね。 ――‥そう。 あの瞬間から、ボクの瞳にはキミしか映らなくなった。 昔も今も。 キミだけを想ってるんだ…。