「…蒼山さんっ… 実南が、実南が泣いてるから あたし行かないと…!」 「ん、行っておいで。 送って行かなくて大丈夫?」 「はい、すいません… 本当に今日はありがとうございました! またメールします!」 あたしはそれだけ言うと 実南のもとへ向かった。 曲がり角で 蒼山さんにもう一度頭を下げたら 蒼山さんはあたしに気付いて ひらひらと手を振ってくれた。