郵便屋さん。

 



道行く人みんなが
あたしたちを怪しそうに見ながら
通りすぎていく。



「綺奈、こっちきたよーっ」


「むり!逃げよう!隠れよう!」



「何言ってんの!
綺奈行けっ」



実南にどんっと押され
電柱の影から道へ出てしまった。




もちろんばっちり、



「あ…」



郵便屋さんと


出会ってしまうわけで。