「え…ちょ、ちょっと待って十雅!!道間違ってる!!学校あっち!!!!ねぇッ、ちょっと聞いてる!?」 『うるせぇ』 「ッ…」 テンションが一気に下がった。 昨日、十雅に助けてもらい、家まで私を送ってくれた。 ただ、それだけ だけど、ほんと嬉しかった。また、昔みたいな関係になれると心のどこかで思ってた。 …私、浮かれてたんだ 何、浮かれてたんだろ… 馬鹿みたい…