そして、今に遡る ―――――――― やっと、校長の長ぇ話が終わり入学式が終わった。 ふと、周りを見渡していると 2人の女子が話していた。 すぐに目線を別に移した時、 俺の名前が聞こえてきた。 噂されるのなんて慣れてる。 いつもは噂されたって無視っていた。 でも、なぜか気づいた時には、 俺はその女子に近づいて口を挟んでいた。 『俺がなんだって?』