「・・・・・。」

「誰からのラブコール?」

グイッと顔を近づけてニヤッと笑った。


「だ、誰からでもない。」

スッと美咲から体をすり抜ける。


「ねぇ誰ぇ?」


「誰でもないって。」


「親友でしょー?教えてよぉ!!」


そんな事を言い合いながら皆が居る公園のベンチに戻る。



と、言っても・・・・・


皆から少し離れた場所に一人で座る。



「おい、何でそんなに離れた所にいんだよ?」

祐樹が怪訝な顔でアタシを見た。