甘い時間〜意地悪王子と秘密の約束〜

まあ、…かっこいいのかな?

私は、興味ないけど。

「大丈夫?」

爽やかな笑顔で、手を差しだしてくる。

お、おおおおお王子様だああああーー!!

か、かっこいい…(←ついさっきまで興味ないとか言っていた人。)

「はは、金魚みたい。可愛いね」
私の頭を撫でながら、ニコニコしている。

出た…
出たよ…

まさに、運命の出会いだ…
「ああああ、あなたの、お、お名前は?」

わああ、か、噛んじゃった…

恥ずかしい…