「消せない想い。」ー洸ー [ふぅー・・] 口から灰色の煙をはきだして まだ慣れないスーツの 襟を直す。 美羽先輩とアイツが結婚したのは もう3年前になる。 結婚式に出るほど 俺はお人好しでもないし、 強くもないから 出なかった。