[美羽先輩 今日の放課後 クレープ食べにいきません?] [い・・] 「行く」って言いかけた口を 慌ててふさいだのは 秀が「行ったら殺す」的な 視線を送ってきたからです。 [ゴメンね。 今日はちょっと用事があって] [そうですか・・ じゃあまた今度 行きましょ! 俺、そろそろ戻りますね] [あ・・うん。] [それじゃ!] チワワくんの悲しそうな顔に ズキンと心を痛めながら 秀のもとに歩いていくあたし。