ほんとうに寝てる…。 スヤスヤと寝る蓮の顔をジッと見てみる。 やっぱり綺麗な顔…。 あたしよりまつ毛長いし。 「本当にあたしでいいの…?」 蓮の彼女が、あたしなんかで…。 あたしはそっと蓮の手を握った。 ねぇ…蓮、思ってもいい…? このまま時が止まってしまえばいいのに── あたしはぎゅっと握る力を強くする。 …知らなかった。 この体制を、奈津子ちゃんに見られてたなんて…。