【完】無愛想彼氏






翌日、俺は約束の13時に桃嘉の家に行った。

インターホンを押せば、ダダダという走ってくる音ともに、玄関のドアが開いた。


「蓮!!」

満面の笑みで抱きついてくる桃嘉。

俺は、少しよろけながらも受け止める。

「んじゃ、行くか」

「うんっ!!」

俺は桃嘉の勉強道具が入ってる鞄を持ち、桃嘉の右手を握る。

桃嘉は、照れくさそうに笑った。

「へへっ//」

…可愛すぎでしょ。


こんなの、学校の野郎が見たら誰でも惚れてしまう。


15分ぐらいで着き、桃嘉は「おじゃまします…」と緊張気味で入って行った。

初めてじゃねぇのに。


「俺の部屋行ってて。お茶もってくから」

「ぁ、手伝う!」

「いいよ。サンキュ」


桃嘉は、少し頬を染めて、階段を上がっていった。