「あのさ…誰と誰がつき合ってるって?」
「蓮と…山口さん」
「んで、誰と誰がキス?」
「蓮と山口さん」
「誰と誰がそれ以上した?」
「蓮とやま」
「ふざけんな」
蓮はあたしの言葉を遮るように、強く言った。
「なんでお前とつき合ってんのに、山口が出てくんだよ」
「だ、だって! 昨日…楽しそうに、話してたし…」
「はぁ? …まさか、お前さ、昨日の放課後のこと?」
あたしは、コクンと頷いた。
「あれ、文化祭の経費のことですが」
「…へ??」
「俺、担任に無理矢理文化祭実行委員にさせられて、その経費の事で昨日話してたんだよ」
「え、え??」
「今年から七夕祭が始まったから、赤字になりそうで、話し合ってた」
「う、そ…」
じゃあ、全部…
あたしの誤解?!

