13時‥‥。

「‥‥‥‥はぁ」

私は、屋上に向かいながら一人ため息を吐いた。

一体、”宇宙のナイト”は誰なんだろうか?

「知りたいような、知りたくないような‥‥‥」

モヤモヤした気持ちのまま歩いていると、あっという間に屋上へのドアの前に着いてしまった。

「‥‥‥‥」

ええいっ、女は度胸だ!

私は、覚悟を決めてドアを開ける。