私達はさっきのことはなかったかのように最近のテレビの話や、学校の先生の話などをした。 気付いたら太陽は完全に沈んでいてオレンジ色の空から星が輝く夜空になりだしていた。 「あ、もう星が出る時間か」 青井奏が言う。 私はその言葉を聞いて空を見上げる。 「本当だね」 気付かなかった…。 それだけ話が盛り上がり、楽しかったのだろう。 私は気付いてなかった。 青井奏と話しているとき、君のことを一瞬だけ忘れていたことを――