――ガタタン。 「何を考えているの?柚葉」 私達は今電車に乗っている。 「何って…明日から授業だなって、面倒くさいなって考えてた」 そう言うと奈美は「はぁ…」とため息をついた。 「まぁ、それもあるけど…転校生、青井奏のこと考えてたでしょ?」 さすが、奈美。 「……」 「考えるなって言われても無理な話だけどね。」 「奈美、結構驚いていたしね」 そう言って私は空を見る。