──コンコン。 私の部屋のドアをノックする音が聞こえた。 目を開けると辺りは真っ暗だった。 …いつの間にか寝ていたようだ。 「柚葉ー?ご飯よ」 ドアの向こうからお母さんの声が聞こえる。 さっきノックしたのはお母さんだったのか。 「は〜い…」 私は目を擦りながら起き上がり返事をする。 そうすると、お母さんのスリッパの音が遠ざかっていった。