「着いた…」


私は丘を登りきって呟く。



そしていつも通り木の下に行き、腰を降ろす。




ここは、君との秘密の場所。



ここでこの青空を一緒に見たね。




青空を見上げる君の横顔を私はいつも見ていた。



綺麗な、横顔を。




「空、来たよ」





私の声は届いてる?




そう言うと暖かい風が吹いた気がした。