「ははっ!びっくりした?」 笑いながら私にミルクティーを差し出す。 「あ、ありがとう…」 私はお礼を言いながらとりあえず受け取る。 「あれ…?それ、何…?」 奏が少しかがんで不思議そうな顔をしながら指を指したのは…ふたつのリングだった。 「………指輪…だよ?」 「……ふーん…」 奏はあまり興味を持たなかったのか、私の横に座り、青空を見上げた。