「そっか」 「それと…」 私が『行ってきます』と言おうとすると、お母さんがまた何か話しだした。 「ん?何?」 お母さんが小さく深呼吸をして口を開いた。 「…空君のお母さんも…一緒に行くからね……」 空のお母さん… 「…そっか。待ってるよ。んじゃ、行ってきます」 「…行ってらっしゃい」 私は学校に向かって歩きだした。