「あぁ~づかれた~~」
ネクタイを緩めながら店に入って行く
居酒屋と言ってもそこそこオシャレなお店
店を見回すと大げさに手を振るやつが一名
「おぉ!丈二!!こっちこっち♪」
手を振る薫を見て席まで行くといつものメンツが揃っていた
「元気だったか~?親友」
薫の横に座ると肩を組んでくる
「苦しい。離せ薫」
「なんだよ冷てぇなぁ」
「止めとけ薫。マジで怒られるぞ」
いつも冷静な豪が止めると仕方なく止めた薫
「だけど、なんで小春いないの?」
俺をおちょくるのが大好きな暁が悪戯な笑顔で聞いてくる
「呼び捨てすんなって言ってんだろ」
何回言えばわかるんだ
絶対わざとだろ
「小春も親友と飯行った」
「あぁ~ケンカじゃねんだ。ちょっとおちょくってやろうと思ったのに」
「んな訳ねぇだろ」
冷たく返すとみんな顔を見合わせて笑う
「何だよ」
「いや?お前が1番結婚するの遅いと思ってたんだけどな」
暁がビールを飲んでから言う
