「だから…俺には必要な事だったんだよ。これからもっと頑張んなきゃな」




そう言いながらあたしの首筋に顔をうずめた丈二




いつだって丈二はこうなんだ。



失敗した時も…不安な時も…受け止めてくれる




「ありがとう丈二」




あたしの心からの言葉




「ううん…おやすみ」




「おやすみ」




あたしはその夜、温かい丈二の腕に包まれて眠りについた