「小春?どうだ?体調…」




スーツを着てネクタイを結びながらベッドルームに入って来たのは丈二




心配そうな顔つきで端に腰掛ける。




「ん…大丈夫。ごめんね?朝ご飯…」




「いぃって。今日は寝てろよ?」




「うん。」




「お袋からちょうど電話あったから小春のこと話したら凄く心配して…晩飯作りに来るって。」




「お母さんにも心配かけて…お母さんに感謝しなきゃ。」




いつも助けてもらってばっかりだ。