「何食べる?」
「何って何ですか?」
「昼飯だよ。」
「いいですょ。あたしが付き合いたくて付き合ったんですから。」
「どうせ俺ヒマだからさぁ。
用事あるならいいけど…」
「いいぇ!」
「ん?」
「あの…その…用事なんにもありませんっ!」
「そ?じゃぁ行く?」
「はいっ!行かせてください。」






近くのファーストフードを食べた。
航輔先輩はあたしの2倍も食べた。






航輔先輩と一緒の場にいることが…
航輔先輩と話していることが…
航輔先輩とこうして笑っていることが…
航輔先輩と一緒にゴハンを食べれることが…


あたしにとってどれだけ幸せか…
片思いとか彼女さんとかを忘れられたひと時だった。