「"前"に」


「いつ?」


「例えば、今夜」


顔がカーッと熱くなった。


「じゃあ、早く帰ろ。ローズマリーに薬を届けたいもの」


ホークは、あたしのお下げ髪を軽く引っ張った。


「そうだな。そして、早いところショーンをローズマリーに押し付けよう」


「バカね」


あたしは笑っているホークの口をキスで塞いだ。


大好きだよ、ホーク