隠れて食べていたあたし達は、王妃様の声に喉を詰まらせた。
「あの……これは、失敗作で……」
ウイローミアがベソをかきながら言うと、王妃様は優しく微笑んだ。
わたくしも仲間に入れておくれ――と
本当の事を言うと、あたしはもうアルス村に帰れるはずだった。
ユニコーンの召喚呪文は書き写したし、ホークに手紙を書けばすぐにでも連れ戻しに来てもらえるだろう。
ローズマリーだって待っている。
なのに何をグズグズしているんだろう?
流されるように日々を過ごしていたある日、あたしは修道院長に呼ばれた。
「アレクサンドラ、あなたはアルス伯爵様の親戚だと言いましたね?」
「はい、院長様」
「わたしの元に、そのアルス伯から手紙が届きました」
ギクリとした。
「サンディ、あるいはアレクサンドラという者がいないかという問い合わせです」
「あの……これは、失敗作で……」
ウイローミアがベソをかきながら言うと、王妃様は優しく微笑んだ。
わたくしも仲間に入れておくれ――と
本当の事を言うと、あたしはもうアルス村に帰れるはずだった。
ユニコーンの召喚呪文は書き写したし、ホークに手紙を書けばすぐにでも連れ戻しに来てもらえるだろう。
ローズマリーだって待っている。
なのに何をグズグズしているんだろう?
流されるように日々を過ごしていたある日、あたしは修道院長に呼ばれた。
「アレクサンドラ、あなたはアルス伯爵様の親戚だと言いましたね?」
「はい、院長様」
「わたしの元に、そのアルス伯から手紙が届きました」
ギクリとした。
「サンディ、あるいはアレクサンドラという者がいないかという問い合わせです」

