『何も知らねぇのはどっちだよ。 随分生意気なこと 言ってるけどな、 俺なら本気で守りたいと 思ったやつは 何がなんでも手放さねぇ。 お前らの気持ちがそんだけの もんだったって訳ことだな。 ま、もうあいつには 関わるな。これ以上傷つけてみろ。 ………まじで殺すぞ。』 その時の表情は俺らがもう なにも言えなくなるくらい 無表情で金縛りにあったみたいに 体が動かなくなった。 『話はそれだけだ。 じゃあな』 そう言って皐月の兄貴は 会計分の金を置いて この場をあとにした。