恋心―短編集―

 俺は差し出されたユニフォームにサインをした。



 そのユニフォームを返すと、その子は嬉しそうに笑った。



 本当に…サッカーが好きなんだな。



 そう思うと、俺も嬉しかった。



「あたし…笹倉選手、大好きです!これからも頑張ってください」



 俺はドキっとなった。



 好きな子にそう言われると…本当にドキドキする。



「応援よろしくね」



 それだけ言っておいた。