涼は、卒業後はイルカの調教師を養成するための専門学校に行くことに決めている。


彼ももうこの列車に乗ることはないだろう・・・。



そしたら、涼とはもう会えなくなる・・・。


もしかしたら、もう二度と会えないかもしれない・・・。


そんなの嫌・・・!





「告ればいいじゃない。」

ゆり子は悶々とするあたしに向かって、あっさりそう言った。