各駅停車 ~あなたに会いたくて~【短編】

「これ、落し物です。」

あたしはキーホルダーを差し出した。



「あっ、どうも・・・。」

彼はキーホルダーを受け取った。




初めて聞いた彼の声・・・。



低いけれど、どこか透明感のある声・・・。


あたしの胸は、大きく高鳴った。