「あたしはね、この仕事、最初は全然興味なくて…。嫌で嫌で仕方なかったんだ。希望さんが望むなら…って、そう思って芸能界に足をつっこんだの。ほら、希望さんって副社長でしょ?で、あたしは…“養女”だから。少しでも希望さんの願いを…恩返しがしたかった。だけどね今は、モデルで良かった、って心から思ってるんだ」
「…………」
「あたしは、この仕事が、モデルっていう仕事が、大好き。あたしの天職だよ」
他の友達に話したら、
大げさって言って
笑われたこともあった。
それでも、いい。
あたしにとってモデルは、
かけがえのない存在だから。

