遊んだりしたあと私たちはプリクラを4人で
とった。
羅音先輩ちょっぴり無口で可愛いって
思い始めた。
「もう遅い。帰んねー?」
健が言った。
「オッケー。なら今日はぁりがと。またね」
私は皆に言ったとたん、
「家まで送るよ」
えっ?羅音先輩?
「いや、いいですよ。もうくらいですしね。」
いきなりの羅音先輩からの声かけが
びっくりした。
全然喋んない羅音先輩が
そんな事言ってくれるって
ちょっと関心。

「いや。危ないけん送っていくよ。」
羅音先輩…
「ありがとうございます。」
私は送ってもらうことにした。

亜由美は健が送っていった。

どーよ。この状況!
2人隣同士で先輩と歩くなんて
始めてだよ。
「ねー。もし…」
え?なになに?
「はい。も…もし、なんですか?続きどうぞ。」
「も、もし俺が付き合ってっていったら叶英さんなんていう?」
私今本当にモテキなんだ。って、そんな
こと言ってる場合じゃない。
「ぅっ…良いよ…っていいますよ」
いっちゃったー。

「じゃあ、俺と付き合って?」
えっ、本当に告られちゃった。