すると、鈴木清風は少し戸惑いながらも声をかけてきた。
「あ…、大丈夫?…手伝おうか…?」
「…いい」
「でも…、重そうだし…」
そう言って駆け寄ってきた清風は、俺の返事に反して無理に手を貸そうとした…。
「…だから、いいって…」
…そう言った瞬間、肩にかけていたカバンがずり落ちてきて、俺はバランスを崩した。
「…あ、あぁッ!!」
ガチャガチャーン…!!
段ボール箱を落としてしまい、中の物たちがゴロゴロと階段を落ちて、見事に散乱してしまった…。
「わぁ…、ご、ごめん…!!」
鈴木清風は両手を口に当てて顔を真っ赤にし、慌てて散乱したものを拾い始めた…。
