思わずパッと顔を伏せる清風と、ドカッと椅子に腰を下ろした渋谷。 いかにも傷んでますって感じの、ミルクティーみたいな色をしたパサパサの髪。 どう見ても、その横にいる艶やかな黒髪の方が美しかった。 …俺も相当適当な人間だっていう自覚はあるけど、コイツよりはマシかな、って思う人間がこのクラスにはいる。 それがあの渋谷玲奈だ。 何となくだけど、アイツよりは俺の方がまだいいような気がするんだよな。 いろんな意味で…。