「…あの、…許してくれる…?」
「……」
だから、お前は何も悪くないって、言ったじゃんか…。
「…許すもなにも、俺、お前に謝られる筋合いねぇし」
「…でも、怒ってるんでしょ…?」
「……」
俺は自分でも、こんな自分がバカらしく思えてきた。
こんなクソ真面目なヤツに、俺の理不尽な態度のせいで謝らせている…。
「…だから…、悪いのは俺だよ…!!…別に謝る気ねぇから、お前も許してくれなくていい!!」
俺はどこまで自分勝手なんだろうか。
けれどもコイツとのやり取りが面倒くさくなって、俺はそう言い放った。
そして、さっさとカバンをかついで自転車の方へ向かうと、清風の方を振り向くことなく、俺は公園を出て走り去っていってしまった…。
呆然と立ち尽くしている、アイツの姿を背中で見つめながら…。
