「…あ、あのさ」
「…ん?」
振り返り、こちらを見る二人。
「…大地が、何か迷惑かけたりとかしてない…?」
私がそう言うと、二人は一瞬、顔を見合わせた…。
そして、笑いながら田中くんが言った。
「別に、そんなことないよ~?それにタカハシさん、今の質問、なんかまるでダイチのお母さんみたいじゃん!」
…そう言われると、確かにそうだ。
私は、顔がカーッと赤くなった…。
「ダイチのこと、いろいろ気にかけてあげてるんだね。幼なじみだもんね?」
「…え、う、うん…」
私は、チラッと鈴木くんの顔色をうかがった。
大地の話になると、やっぱり少し寂しそうな表情をしているように見えた…。
