私がただ呆然としていると、田中くんが言った。
「あ、キヨちゃん、このタカハシさんはね、ダイチの幼なじみなんだよ!…タカハシさん、この子はね、昨日うちのクラスに転校してきた、鈴木清風くん!」
その言葉を受けて、その男の子は微笑みながら頭を下げた。
「…あぁ、転校生って…」
…この子が、その転校生だったの…!?
確かに、ヒカリが美少年だとは言ってたけど、まさか外見までこんなに女の子みたいだとは思わなかった…。
体育の時間も、みんなジャージ姿だったし、その華奢な体から、私もすっかり女の子だと思い込んでしまっていた。
…大地がじ~っと眺めてたのも、ヒカリが言ってた何らかのイザコザがあったからなのかもしれない…。
