…いつからだろう。
マンガやゲームの世界に没頭していると、ふいに虚しさに襲われるようになったのは。
マンガもゲームも、早く続きを知りたくて、進めたくて、胸がワクワクするのはわかる。
けど、そのワクワクが満たされたところで、それがいったい何になるっていうんだ…?
そんなことを冷静に考えてしまう自分がいる時、俺はどうしようもない虚しさの渦に、飲み込まれてしまうんだ。
じゃあ、何にだったら夢中になってもいいのだろうか。
スポーツ?
観るのもやるのも、スポーツに夢中になることには、おそらくほとんどの人が抵抗なんて感じないだろう。
むしろそれのために、世界中がバカみたいに大声を上げて、盛り上がっているくらいだ。
でも、それさえも冷めた目で見てしまうことがある。
野球選手もサッカー選手も、ボールを打ったり、蹴ったりすることに必死になっている。
そしてそれを見て、世界中がカンドウしたりする。
「カンドウ」って、何だ?
何のために、コーフンしたり、カンドウしたりするんだ…?
俺には最近、そういうことが、何だかよくわからい。
