…と、その時。
「うわッ…!すっげぇカワイイ子発見…!」
近くを通りかかった、3年生の先輩らしい数人の男子が、グラウンドの方を見て言った。
ちょっと不良っぽくて、近寄りがたいタイプの人たち…。
その人たちの視線の先にいたのは、やっぱりあの女の子だった…。
「やっべぇ、俺マジタイプなんだけど~!!」
「つかお前、彼女いんだろ~!?」
「それはそ~だけどぉ~…!!」
…そんなことを言い合いながら、その人たちは去っていった…。
…もしかして、大地もおんなじように思ってるのかな?あの子のこと…。
そう思うと、私は胸がズキンと痛んで、一気に憂うつな気持ちになってしまった…。
