…そんな清風と俺は、またまたモール内にあるゲーセンの前までやってきた。
さすがにもうプリクラは撮らないだろうと思っていたが、清風が気になっていたのは、今度はプリクラではなかった。
ペターっと手を当てて…、ガラス越しに中のぬいぐるみを見つめている。
…UFOキャッチャーだ。
清風は、30センチほどの大きさのウサギのぬいぐるみに心を奪われたらしく、何回か挑戦してみることにした。
けれども、なかなか上手くいかない。
何度やっても、全然取れない。
それもそのはず。
清風は、尋常じゃないくらいに、UFOキャッチャーが下手だったのだ…。
見兼ねた俺は、清風に言った。
「…どれッ、代われッ…!!」
