オレは、正直カザミネさんの言った言葉が気になっていた。 けれども、これ以上突っ込んで聞くのはあまり良くない気がしたから、グッとこらえて、そこでやめることにした…。 「…あ、そういえば…」 オレは、ふと思い出して言った。 「…さっき見たカゼアヤさん、お化粧落とした後で、すっぴんだったんですけど…、なんか、素顔はすごくやさしい感じで…、なんとなく、キヨちゃんに似てるような気がしました…」 …そうだ、今気付いた。 あの素顔は、どことなくキヨちゃんの雰囲気に似ていたような気がしたのだ…。