「みんな、まだ楽屋でワイワイしゃべってるよ!」 そう言うカザミネさんの隣の椅子に、オレは静かに腰を下ろして言った。 「…カザミネさん…」 「ん?…どした?」 「…さっき、トイレから出てきた時、…カゼアヤさんに会いました」 「カゼアヤに?」 オレはコクリとうなずき、さっきのカゼアヤさんとのやり取りを話した…。 「…そっかぁ。絢と、そんなこと話してたのかぁ…」 カザミネさんは、フゥ~っとため息をつきながら言った。