…楽屋に戻ろうと、トボトボと廊下を歩いていると、その途中にある広い休憩スペースのような場所に、再び誰かと電話で話しているカザミネさんの姿があった。
「…はいはい、了~解!じゃあね~!」
…そう言って電話を切ったカザミネさんは、オレの姿に気付いて手を振った。
「お~、ヨウちゃん!遅かったじゃん!大の方だったの?」
「…チ、違いマスッ!!」
オレは顔を真っ赤にしながらそう言った。
「ハハ!ゴメンゴメン、冗談だよ!…アタシも一応女の子なんだから、言葉にはもっと気を付けなくちゃネ~!」
そう言って、らしくもない女の子みたいなポーズをして見せるカザミネさん…、って、女の子なんだけどね…。
