…そんなカゼアヤさんは、怪訝そうな顔をしながら、さっさと歩いていこうとした。 けれども、オレは咄嗟に、カゼアヤさんに声をかけてしまった。 「…あ、あのッ…!」 「……?」 …何?というように、眉間にしわを寄せて、カゼアヤさんはゆっくりと顔だけこちらに向けてきた。 「あ、あの…。ボク、清風くんの友達で、この前、公園でお会いした…」 …すると、カゼアヤさんは「あぁ」とつぶやくように言い、オレの方に体を向けた。