「あぁ、そういえば…」 カザミネさんが、ふと思い出したように言った。 「成人式といえば…、来年は、絢が成人式だなぁ…」 「アヤ、さん…?」 「うん、風絢。清風の幼なじみの。アイツは4月に二十歳になったから、来年の1月には成人式があるんだよなぁ…」 カゼアヤさん…。 オレは、なんとなくキヨちゃんの方を見た。 カゼアヤさんという名前を聞いて、キヨちゃんの表情は、少し寂しそうに曇ってしまったように見えた…。