…やがて、いくつかのペットボトルを抱えて戻ってきた三人組に、カザミネさんは「おっせェ~よッ!」と言い、それらを受け取るとオレたちの前に差し出してきた。
「ほれ、どれでも好きなの選びな!」
「えッ、いいんですか…?」
「…私たちのために、わざわざ買いに行って下さってたんですか…?」
オレに続いて、ユウちゃんも申し訳なさそうな顔をして言った。
「い~のい~の!気にしないで!…残ったヤツは、ほら、アンタらも適当に好きなの取りな!あぁ、金は後で渡すからさ。悪かったな、サンキューな」
三人に向かって、あくまでもそっけない口調でそう言うカザミネさん…。
「へいッ!ありがとうございます!」
…言葉遣いは確かに乱暴だけれど、何だかんだでカザミネさんには、愛とか情とか、そういったものがちゃんと含まれているように、オレには感じられた…。
そんな自由奔放なカザミネさんを見て、オレはますますファンになってしまった…。
